おこたこ特派員 第2弾「くくる道頓堀本店」
白ハト食品工業株式会社の永尾社長がインタビューに!!!
今回訪れたのはくくる道頓堀本店「ふわっ」「とろっ」「ぷりっ ぷりのたこ」が自慢のお店だ。特徴として、仕上げに白ワインを一振りする行程は まさにパフォーマンスである。そんな、くくる道頓堀店の前身であるタコヤキハウスKUKURU道頓堀店を開店し、 数々のブランドを構築。現在100以上の店舗を取りまとめる社長がインタビューに答えてくれた。
甲賀流の田中社長、くくるのおすすめを食す。
くくるで一番人気の定番!大たこ入りたこ焼きが登場!まずはそのまま食してみた。外はふわっと、中はとろっとしており、たこはぷりぷりの大たこ入りである。田中社長の開口一番。たこがでかい!7g?6g?と早速、原価の計算をしだした(笑)。それを丁寧に永尾社長と店長が回答していく、まさしく事情聴取そのものだ。マヨネーズはすっぱい酸味を嫌がるのお客様が多いので酸味を抑えたまろやか自家製マヨネーズ。かつおぶしは鹿児島の枕崎産、最高級のかつぶし。青のりは歯につかないよう女性に配慮した細かいアオサコを使用といった随所のこだわりを感じることができた。「りんごっぽい味がする!」とくくるオリジナルソースの食材をズバリ的中させた時にはわかる!?さすが!と永尾社長も関心するほどである。実はもう1種類、フルーツを使用しているらしいのだがこれはシークレットで教えてくれなかった。
おこたこ組合員では明石焼はくくるさんだけ!
もともとのくくるは、明石焼からのスタートだったようで、ふわふわ感を出すため、たまごの量を多く使用していると教えてくれた。まずはお出汁を飲んだ田中社長が「茶碗蒸しの味がする!」、さすが!と関心する永尾社長。くくるの明石焼きには食する順番があるようでまずは、そのままお出汁にたこ焼きをつけ、ズルズルといくようなイメージで食べてみた。「これは間違いない!」次に薬味の三つ葉と生姜をお出汁に入れる。三つ葉は風味として、生姜は少し甘味が増すことに!「和出汁に卵にこんぶやもん。日本人に嫌いな人はいない!」 永尾社長からお話があったたこ焼きはソースの味が勝つし、それが特徴に対して、明石焼きはふわふわ感とお出汁が勝負となる。まさしくその通りである。
たこ焼きは500円以上は難しい!
くくる道頓堀本店だけのオリジナル限定品であるびっくりたこ焼きは結構売れているようだ! 価格は1300円と世界一値段の高いたこ焼きのようで、見た目はたこ焼きの中にたこが入っているのではなくたこにたこ焼きが引っ付いている印象。たこも立派だし、かなりインパクトありますね。食べ応えがあるし、一番うまい。と田中社長も絶賛!びっくりたこ焼きは、そのボリュームから2〜3人で注文されることが多く、それがまた楽しさに繋がり、人気の要因でもあるそうだ。「ぜんぜん儲けてないよ原価割れ」と永尾社長が連呼する。「2~3人がウーロン茶を注文して、たこ焼きの原価が・・・んっ!」田中社長が何かに気付いた。流石だ!
たこ焼きの未来。おこたこの未来について。
お好み焼き、たこ焼きは同じ粉もんでもたこ焼きはライブエンターテイメント性があるよな。いかにスピーディに焼き上げるか。おもろい!うまい!新しい!パフォーマンスとしてできるのはたこ焼きだけ。世界中でたこやきは喜ばれるよ。海外のイベントではめちゃめちゃ人が並ぶ。これからはインバウンドだと思う。
By 永尾社長
くくる道頓堀 https://www.shirohato.com/kukuru/
編集長のちょっとええ話
私は伴侶となる妻のご両親に、結婚の申し込みをする場所として、くくる道頓堀店の前身であるタコヤキハウスKUKURU道頓堀店に訪れた時の印象が今でも残っています。個室にわけられた一室で、顔を真っ赤にして話をしている私や涙を流しているご両親を見た店員さんが、そっと、個室のすだれを降ろしてくれた心遣いを。