おこたこ特派員 第4弾「ねぎ焼やまもと」
来年創業50周年、ねぎ焼やまもと。
今回お伺いしたのはいつも行列ができている梅田エスト店。午後の3時にも関わらず7〜8割はお客さんで席が埋まっており、メディアでよく紹介されている十三本店はもっと凄いと想像ができそうだ。そんな、株式会社ねぎ焼やまもとの山本社長がインタビューに答えてくれた。
ねぎ焼やまもとのおすすめを食す。
山本社長の計らいで、特別に目玉焼きをトッピングしたデラックス焼きそばが登場! 美味しそうだ。 開口一番!甲賀流田中社長が「カレーの匂いがする!」山本社長も 「嗅覚すごいな!!」と関心。 我々も焼きそばの湯気をたぐり寄せるが解らない。田中社長の嗅覚はさすがだ。焼きそばの隣では、ねぎ焼やまもとで使用している豚バラ肉を鉄板焼きにしてくれた。赤身に霜降りのさしが入った極上品に田中社長も絶賛。
やまもとさんでは鉄板の前に立つには、たくさんの修行をつむ必要があり、そこに立てるマイスターを鉄板の達人、いわゆる鉄人と称し長いエプロンが与えられるとか。カッコいい!
ここでねぎ焼が登場!醤油ベースにかすかなレモン味。そこに濃厚な牛筋コンやいろんな食材が相まってとにかくうまい。牡蠣のねぎ焼も磯の風味が豊かでおいしい。ここでも山本社長の計らいが、やまもとで作るお好み焼きとねぎ焼の味比べをさせてもらうことに。一般的なお好み焼はソースの味が主体となるのだが、やまもとのお好み焼きはソース主体ではなく生地や素材の旨味を楽しむさっぱりタイプ。どちらも、甲乙つけがたい、逸品だ。何枚でも食べれそうだ。
ウーマンパワー全開!!!
ねぎ焼やまもとと言えばキャラクターにもなっているべっぴん3姉妹。気だてがよくて、プロフェッショナルな接客ぶりはちまたで評判だ。そんな3姉妹を中心にウーマンパワー全開の職場は離職したスタッフの再就職率が高いとのこと。ウーマンパワーもさることながら「働きやすいお店の雰囲気づくりは大事にしています。」と店長。 職場やスタッフへの 熱き想いを感じ取ることができました。
そんな中、甲賀流でも再就職率が高いようで、こちらでは世間の厳しさを体感した離職スタッフが駆け込み寺のように甲賀流に再就職を申し出てくるらしい。やまもとさんとは別の 現象のようだ(笑)
門外不出のねぎ焼やまもとの粉とソース
ねぎ焼やまもとの調理方法や食材の秘密を盗もうとゴミをあさったり、脇に忍ばせた隠しカメラで撮影、メモをとる人達が後をたたないようだ。そんな門外不出となっている粉とソースに少しだけ触れることができた。ネギは鴨頭ネギを使用されており醤油は2種類をブレンドしているとのこと。
粉に関しては、まとめて調合、作り置きするのではなく1Kgずつ粉と出汁を解かれているそうだ。「行列ができていても1Kgです。」と店長。味を守り抜く上で、これだけは変えることのできないこだわりが感じとれた。ちなみに田中社長は3Kgらしいです。(笑)
ご馳走さまでした!
最後に、「おこたこ組合で有限会社なのはねぎ焼やまもとと甲賀流だけやで。」と山本社長と田中社長お話している横で、参考にいただいた会社概要を見ると・・・。2014年1月社名を「有限会社やまもと」から「株式会社ねぎ焼やまもと」へ改称。となってる!
田中社長。甲賀流も株式会社にしましょうか(笑)
ねぎ焼やまもと https://www.negiyaki-yamamoto.com/
ねぎ焼は「ねぎ焼やまもと」の登録商標!
なんと「ねぎ焼」の商標はねぎ焼やまもとが持っているとのこと。創業当初から上がり続けたねぎ焼人気に目をつけ、こだわりを守り抜く、そしてオリジナルである証を守り続けていくために商標登録を行なったようだ。こうした目の付け所は、山本社長自身が、もともと技術系職の出身であったことも影響しているとのこと。
ねぎ焼の商標登録 ウィキペディア